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片付けのプロも色々。私の苦手なことと、得意なこと。

2024/12/29
片付けのプロも色々。私の苦手なことと、得意なこと。
私の息子は、近視抑制治療のために子供用の遠近両用メガネをしているのですが、先日眼科に行ったら「眼鏡どこで作ったの?あー〇〇眼鏡かぁ。そこは遠近両用は作り慣れてないかもね。▲▲眼鏡に作り直しに行って。」と言われました。

私からしたら、〇〇眼鏡もメガネのプロ。
何が得意で何が得意でないかは、看板を見ただけでは分かりません。

でもサービス提供側は、お客様が選ぶときに分かりやすいように、何が得意分野で何があまり得意ではないのかをはっきり示しておくことは、すごく大切なことだと思いました。
そうでないと、お客様に迷惑をかけてしまうのだなぁと。

自分を振り返って反省したので、改めて自分の得意不得意について書いてみようと思います。

私の苦手なこと。

家具の大掛かりな配置換えや、移動。

片付けのプロの中には、何人かのチームでお伺いして家具もガンガン移動して、一日でまるっと変えてしまう方もいらっしゃると思います。
(私も変化を見るのは好きなので、欠かさず見ているYouTubeもあります(^^♪)

でも私は、基本的に一人(か二人)でお伺いしていますので、一日で大掛かりな片づけはできません。
ヒアリングでお伺いした時に、(これは動線を変えた方が暮らしやすくなりそうだな)と思った時にはアドバイスさせていただきますが、
家具の移動などは次回の私の訪問日までに、ご家族の皆様で行っていただいております。

私は、プロ任せでガラッと変えてしまう片づけでは、なかなかご本人の意識を変えるのは難しいと思っていますので、
一時的に暮らしやすくはなるかもしれませんが、そこで暮らす人達の行動(習慣)が変わらないと、リバウンドしてしまうと思うのです。

なので、時間はかかるかもしれませんが一つ一つの物と向き合いながら、(なぜこれを買ったのだろう?なんで使わなかったんだろう?これ、好きだったのに忘れていたなー)などなど、片づけを通して自分の癖に気づいたり、買い物の仕方のルールを決めていったり、好きなことを大切にする暮らしを、自分の力で作り上げていただきたいなと思っています。

ですので、(もう、すぐにでも片づけてもらいたい!)(1か月しか時間がないけど助けてほしい!)という方には、お力になれないと思います。

毎月、数時間ずつでもいいので時間を取って、長い目でみて自分自身を変えるつもりで片づけに取り組みたい方には、全力で伴走させていただきます。

お洒落な(魅せる)収納

もう既に綺麗なお部屋なのに、「もっと素敵な部屋にしたい」「お洒落な部屋にしたい」という方には、お力になれないかもしれません。

今年の1月には、収納プランニングを学ぼうと実践講座に参加させていただきましたが、参加したからこそ、センスの良い魅せる収納をご提案できるライフオーガナイザーがいることを目の当たりにして、衝撃を受けました。

お洒落な収納をご提案できる片づけのプロは、これまでに培ってきた情報量も、元々持っているセンスも、インテリアに対する興味の深さも桁違い。
私は、これまでずっと「見た目よりも暮らしやすさ。正しさよりも思いやり」をモットーとしてきましたので、急にそんな方達レベルの収納がご提案できるかといったら正直難しいと思います・・・。

でも、片付けと併せてインテリアのこともご提案できると、お客様のためには本当に良いことだと思いますので、
インテリアや家具の配置のことなどを、遅ればせながら今、学んでいます。

実際、南海プライウッド様でショールーム業務をさせていただくようになってからは、家づくりのことや収納のことに今まで以上にアンテナが立ち、
どんどん新しい知識を吸収しています。
何年か後には、片付けの悩みを解決するだけでなく、インテリアや家づくり全般のことに対してもアドバイスできるようなライフオーガナイザーになっていけたらなと思っています。

私の得意な事

自分の内面と向き合う、寄り添う片づけ

私は、メンタルオーガナイザーのメソッドも使って、お客様がどんな暮らしをしたいのか、どうありたいのか、を重視した片づけサポートを心掛けています。
片付けって、ほとんどがメンタル(心の中の状態)に問題があることが多いと思うのですよね。
そこがごちゃごちゃしてまとまっていないから、何を残して、何を手放したらいいのか判断がつかない。→だから、整理が進まない。

人生の時間のうち、本当に自由に使える時間って、意外と少なくて有限です。
なのに、そのことに気づいていない方が多くて、人生で使いきれないくらいの量の物を持ち続けてしまうのですよね。
そこに気づいたら、自分の人生に本当に必要な、大切な物って実はそんなに多くはなくて。
その大切なものさえ分かれば、それ以外のものはスルスルと、自然と手放せるようになっていくのです。

なので、私の片づけでは「どんな暮らしがしたいですか?」「好きなものはなんですか?」「大切にしたい事は何ですか」といった大きな質問を
何度も投げかけ、何度も考えていただきます。
すぐには見つからないと思いますし、一人で片づけていてもそういう事って自分ではなかなか分からないもの。
だからこそ、一緒に片づけをすることに意味があると思うのです。

手放すことが苦手な方のサポート

私自身も、「物を捨てる」ということにとても抵抗がありました。
なので、心の負担がなるべく少なく、気持ちよく手放せる方法をずっと模索してきました。

まずはリサイクルショップだったり、寄付だったり、最近ではメルカリやジモティーなどを使って、お金もいただきながら楽しく手放しています。

不要な物は、なるべくスムーズに外に出した方が良い事は皆さん分かっているとは思うのですが、手放し方が分からない、面倒、一歩が踏み出せない、というところで止まってしまっている方は多いと思うのです。

なので、そこさえ一緒にやってみることで、スルスルと片づけが進むことはよくあること。
一本電話で確認すれば進むことを後回しにしているがために、溜まってしまっているかたは本当に多いのです。

セミナーやワークショップで気づきを後押しすること

南海さんのショールームで勤務し始めて気づいたことなのですが、「説明の仕方がうまいね」とか、「声の感じが聞いてて心地いい」とか「お話を聞いてなるほどなーと思いました」などと、言われることが増えました。

私自身も、片付けで大切な事は「意識が変わること」だと思っています。
意識が変われば行動が変わり、それが習慣になり、少しずつスッキリを維持できるようになっていくと思うからです。

なので、一緒に手を動かして片づけサポートをすることも大切だと思いますが、来年はもっとセミナーや講座にも力を入れて、「伝える事」に注力していきたいなと思っています。


片付けのプロも、いろんな特性を持った人たちがいます。
自分に合う、合わないといった感覚的な事ももちろん大切ですが、自分の望む片づけのゴールに連れて行ってくれそうな人なのかどうかをしっかり見極めて、ご依頼いただくと良いのかなと思います。

私に合う方との嬉しいご縁が、来年もありますように。
来年も、どうぞよろしくお願いいたします。